イノベーションの
本質とは

新型コロナウイルスの感染拡大による影響により、外出自粛やリモートワークが日常になりました。
ビジネス慣行や職場のコミュニケーション、時間による従業員の管理が揺さぶられている一方で、ソーシャルディスタンスの確保など、新しい行動様式が求められています。人々に生じた意識変化は、コロナ前とは異なる時代の到来を予感させます。

これを機に、多くの日本企業がワークスタイル変革やデジタル変革に取り組んでいます。一方で、変革の必要性は、テクノロジーの進展やグローバル化により今日に始まったことではありません。すでに数年前から言われ続けてきました。グローバル企業や先進的な日本企業は、今回の新型コロナウイルスに関係なく、イノベーションによる産業の構造変化を重要視する変革に取り組んできました。

イノベーションは努力してやるものではありません。
イノベーションを実現しようと頑張る企業ほどイノベーションから遠ざかるかもしれません。同様に、ワークスタイル変革やデジタル変革を頑張る企業ほどイノベーションを生みやすい組織から遠ざかっている可能性があります。

ビジネスの本質は何でしょうか。ビジネスは、BtoBであろうとBtoCであろうと、人間が人間に対してやっていることです。そして、変わらぬ思考の軸足を持つために一番有効なアプローチは、時間的な奥行きを持って考えることです。歴史を知れば、いかに人間が100年や200年では変わらない生き物か、その本質がまざまざと見えてくるはずです。

本セミナーでは、一橋大学教授の楠木 建氏をお招きし、優れた会社の経営者の論理とイノベーションの本質についてお話しいただきます。

※本セミナーは2020年8月24日にライブ配信したセミナーの録画配信になります。