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企業の枠を超え、日本の営業をアップデートする。 第1回「営業DX Meetup」イベントレポート
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2024年6月21日(金)、Sansan本社にて、日本における営業DXの未来を切り拓くための議論を行う「営業DX Meetup」を初開催しました。
本イベントでは、当社からの呼びかけに応じて営業DXを推進する企業9社10名が集まりました。本記事では、イベント開催に至った背景や、当日の様子をレポートします。
「営業DX共創プロジェクト」への想いを共有
冒頭、Sansan株式会社 執行役員/Sansan事業部 事業部長の小川より、参加者の皆さんに「営業DX共創プロジェクト」への想いや今後の取り組みについて共有しました。
「営業という仕事は歴史のある職業でありながら、課題は複雑化しており、対応の難易度は年々高まっています。だからこそ、会社の枠を超えて営業DXに向き合い、一緒になって解決していく。今こそ、日本の営業を前進させるために、こうした取り組みをすべきだと考えました。
会社の枠を超え、皆さんと共に営業DXの未来を創っていきたいという意味を込めて、『営業DX共創プロジェクト』という名前で取り組みをスタートしていきます。
本日はそのキックオフとして『営業DX Meetup』を開催いたしました。」
(当日のコメントを一部抜粋)
日本の営業を変えるために、一社だけでなく、会社の枠を超えて共に創りあげていくことの重要性を伝えました。
各社の取り組みや工夫を4つの要素に分けて整理
続いて、2グループに分かれて簡単なワークショップを行いました。
まず個人ワークとして、各社の営業DXの取り組みや工夫を書き出します。それをグループメンバー内で共有・議論しながら、4つの要素に分類して整理しました。
ワークショップの概要
通常、営業に関する他社の取り組みを聞く機会は少ないですが、今回のワークショップを通じて他社の情報を知ることで「やはり、ここはどの会社でも課題ですね。どうやって解決していくのがいいのでしょうか…」「この施策はとてもいいですね、うちの会社でもやってみたい!」など、さまざまな発見があったようです。
そして、最後は懇親会。
「カンパーイ」と、ここからざっくばらんな交流が始まると思いきや…。
ワークショップの続きが始まり、各チーム熱い議論を繰り広げていました。
満足度は5点満点中4.8点。次回開催も決定
17時~19時の開催でしたが、ワークショップあり、交流ありとあっという間の2時間でした。
開催後のアンケートでは、5点満点のうち平均4.8点と満足度の高い会となりました。
コメントでは「他社の営業DX施策で自社に取り込みたいアイデアを着想できた」「似たような立場同士、あるある事例を共有できた」と会社を超えた事例や施策の共有から気づきを得られたという声が多く寄せられました。
今後もSansanは、営業DXに本気で向き合い、会社の枠を超えた「営業DX共創プロジェクト」としてさまざまな施策を実施していきます。
第1回の「営業DX Meetup」でしたが、好評につき第2回を8月29日(木)に開催することを決定しました。
次回も営業DXを前進させていくためのディスカッション機会が提供できるようなコンテンツを検討しています。第2回も開催レポートを作成する予定ですので、お楽しみに。
編集部からのまとめ
日本の営業DXを前進させていく「営業DX共創プロジェクト」のキックオフの役割を兼ねた第1回「営業DX Meetup」。
今回のイベントを経て、改めて会社を超えて施策や課題を共有し、全員で解決案を考えていく重要性を感じました。
引き続き、営業DX Handbookでは各社のナレッジの共有や、今回のようなイベントレポートを更新していきますので、楽しみにお待ちください。
ライター
営業DX Handbook 編集部