sansan

Sansan for kintoneの導入で
手入力の手間と入力ミスを
解消できました

株式会社ナチュラルケア

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株式会社ナチュラルケア

株式会社ナチュラルケアは在宅医療を手がける医療機関の開設、運営支援を行っている総合医療コンサルタントです。 医師の人脈を可視化する目的でSansanを導入。現在はSansan×kintoneの連携により、医療現場のバックオフィスにおいてさまざまな業務効率化を実現しています。

目的

  • 医師の人脈を可視化したい
  • セミナー・勉強会の参加者を管理したい
  • kintoneのマスターデータとして名刺情報を活用したい

課題

  • kintone入力情報のゆらぎによるデータ活用機会の損失
  • 医療現場での情報共有に不慣れな医師・スタッフとの連携
  • 医師の勉強会やセミナーで交換される大量の名刺の管理

効果

  • 名刺管理によって医療活動における有効な人脈の獲得
  • 情報入力の手間が削減されバックオフィス業務に余裕ができた
株式会社ナチュラルケア
社名 株式会社ナチュラルケア
事業内容 総合医療コンサルタント
設立 2007年2月
従業員数 330名(平成29年1月時点)
URL http://natural-care.co.jp/

Sansan×kintoneで医療現場の情報共有を促進し、医療品質の向上へつなげる

株式会社ナチュラルケアは2016年6月にSansanを導入。 「医師たちが医療に専念できる環境を」というミッションの下、医師たちの人脈管理や看護師のリクルーティングにSansanを活用されていました。現在では、Sansan導入以前から活用されていた、サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォームkintoneとのサービス連携を開始され、医療現場のバックオフィスにおいてさまざまな業務効率化を実現されています。
Sansan x kintone連携による業務効率向上と医療現場でのICT活用について、ナチュラルケアグループの統括マネージャー井上様と医師の高井様、星野様、及び同社に対して業務改善コンサルを行っている、青竹のふし代表の青山様にお話を伺いました。

ナチュラルケアは在宅医療をてがける医療機関の開設、運用支援を行う総合医療コンサルタントです

意外に狭い医療業界においてSansanは必須のツール

ナチュラルケアグループの事業内容

井上様)ナチュラルケアグループは在宅医療を手がける医療機関の開設、運営支援を行う総合医療コンサルタントです。 メディカルスタッフが医療に専念できるよう、総務、人事、経理等あらゆるバックオフィスの仕事を担い、現在は関西で3つのクリニックと1つの病院、関東で3つの歯科医院の運営支援を行っています。

青竹のふしと同社の関係

青山様)青竹のふしは「ICTの力を使って日本の福祉を世界一に」をミッションに掲げ、医療介護業界で業務改善コンサルを行っています。ナチュラルケアグループ様においては情報システム部門へのアドバイスや、Sansan×kintone連携、およびシステム開発全般のコンサルティングを行い、現場でのICT活用推進をサポートしています。

Sansan導入の経緯

井上様)Sansan導入前は、ナチュラルケアグループに所属している医師の名刺管理に非常に困っていました。ドクターたちは職業柄、非常に多くの人々とお会いしますが、これまでは全く名刺管理をしていませんでした。実は医療業界は意外に狭く、同じ方と別の場所で二度、三度会うことは日常茶飯事です。特にドクターが登壇するセミナーや勉強会では、同じ方が何度もその先生の発表を聞きに来て下さることも少なくありませんが、名刺管理をしていなかった当時は毎回お名前を伺うなど失礼に当たることもありました。
Sansanを初めて見た時は「これさえあれば今抱えている問題を一掃できる!」と直感的に感じました。今では医師のみならず、私のようなバックエンドの人間にとっても必須のツールになっています。

信頼できるマスターデータがスキャンするだけで完成する

Sansanとkintoneの連携でのメリット

青山様)ナチュラルケアグループ様ではkintoneで企業台帳および人物台帳を管理しています。Sansanとの連携前はその台帳データはタイピングによる手入力でした。そのため入力ミスや作業者間の個人差によるデータのゆらぎが発生し、同じ人物や会社が別のものとして処理され、信頼できるデータにならない課題がありました。
Sansanは名刺をスキャンするだけで精度の高いデータが完成します。「Sansan for kintone」の導入によって、その確実なデータをkintone上の企業・人物台帳のマスターデータとして利用できるようになったため、kintoneに手入力する手間と、入力ミスやゆらぎの問題を解消できるようになりました。書類送付や医師の一覧、セミナーの過去の参加者といったリストを出力したり、Sansanがもっている人物IDをもとに様々なリレーションを行い活用することができています。

情報を蓄積、共有し患者さんに還元していく

医療現場におけるICTの必要性

高井様)私は元々大学病院で血液内科に携わっており、その後大学病院からの出向で在宅を中心とした医療に取り組みました。今後、高齢化が進むにつれて、”病院外での医療”の重要性が高まってきますが、これには情報の蓄積・共有が欠かせません。
たとえば転倒骨折がきっかけで寝たきりとなり、その後に誤嚥性肺炎を起こして、それが死因となって亡くなられるというケースが多く見受けられます。
この悪循環を、情報というものをデータ化し、「どこかで断ち切ることはできないのか?」「データを予防医療に活用することはできないのか?」というような観点を持っています。
今後日本で在宅医療を進めていく上で、私はいわゆるグループプラクティスを推進することを掲げています。病院で実施しているいわゆるチーム医療を在宅の現場にどこまで適用できるのか、という取り組みです。
在宅医療においても、ドクター同士やナースその他、他職種の医療スタッフといかにスムーズに連携していくかが患者さんへ提供する医療の質の向上につながると思います。
ICT化によって多方面からデータを収集し、患者さんへ還元していく方法は今後さらに進歩していくと思いますし、その必要性があると思っています。
病院外医療にあっては情報の蓄積・共有は欠かせません。Sansanやkintoneのようなツールの活用が有用なデータの利活用を実現する環境構築につながると考えています。

病院外医療の重要性が高まり、Sansanなどのツールがデータ活用の環境構築につながると考えています

他の医療職と情報共有することで治療をスムーズに

歯科医療における情報共有の重要性

星野様)私は医大を卒業後、医科大学の大学病院に勤務していました。大学病院では様々な科の先生と情報をやり取りしながら治療方針を決めていくということは普通ですが、歯科は開業医がほとんどで、自己完結型の治療が多く、他の医療職と協業して患者さんを診ていくことにそもそも慣れていないという実感があります。そのためどうやって他の医療職と情報を共有していくかについて、現場では多くの人が苦労しています。そこへ情報共有ツールがあれば連携を手助けできてとても便利だと思います。

在宅医療であっても、ひとりの患者さんにつきさまざまな科が関わっているので、治療を進めていく上では他の科の医師や医療職スタッフと情報をやりとりして治療方針を決めていくことは当たり前といえます。私どもの法人では、kintoneによって医科と歯科および他の医療職との間でひとりの患者さんの治療データや方針が共有されているため、それを見ながら他の先生や医療職と相談しながら進めていける点が大変助かっています。

また、たとえば高齢の患者さんは持病のあるケースが多いです。治療を進める上で患者さんの持病に関する研究をしている先生に相談したいケースがありますが、そういった相談ができる他の医科の医師と知り合える機会は多くありません。そこで、Sansanを使ってグループ内の人脈を活用できることはとても助かっています。実際にSansan経由の紹介を経て治療がスムーズにいったケースもあります。

サービス連携を促進する意義

青山様)たとえば書類送付の際なども、それまでは事務スタッフが送付先をWordなどに手入力していました。現在は営業サイド等、外部で名刺交換をしたデータがSansanに溜まっていっているので、書類を発送する際にはそのデータを元にしてすぐ発送することができます。 このような効果は1人の時間で考えると数分かもしれませんが、規模が大きくなればなるほど、年月が経てば経つほど削減された時間は積み上がっていくので、トータルの時間数で考えれば、大きな時間コストの削減になります。

在宅治療でもさまざまな科が関わるので、ほかの医師や医療スタッフとの連携が必要です

現場で簡単に使うことができるツールが医療の本質的な品質向上につながる

医療・福祉業界でのICT活用への期待

青山様)いま現在患者さんのデータは、どこの病院に入院したという履歴はあるものの、その患者さんに紐づくさまざまな検査データや評価のデータと結びついていない状態です。
これらのデータを結びつけることで、その患者さんについてこれまでの治療の経緯を含めた情報を一括で管理できるようになります。またその地域での特徴や、施設単位での血液データの傾向がどうなのかといったことが分析できるようになります。そのようなデータが今後予防医学に役立つと思っています。さまざまなデータを応用してエビデンスを作っていくということですね。
医療の現場は人が少なく、システムの導入も現場に落としこむのが難しいことは多いです。Sansanはスキャンするだけで確実なデータが得られます。Sansanのような使い勝手のいい、「簡単」なツールをつかうことで医療業界は変わっていくのではないでしょうか。
簡単に使える仕組み同士が結びついて現場で活用されていくことが、医療の本質的な品質向上につながっていくと思います。